システム化

「システム化」について考えてみましょう。一般的なネットワークサービスは、どこかに「サーバー」が存在し、そこに「クライアント」が接続することで構成されます。私たちが利用するパソコンや携帯電話はもちろん、銀行のATMや応舗のレジスターもクライアントにふくまれます。交通系プリベイドカードの代表格である「Suica」でいえば、駅の改札ゲートもクライアントです。サーバーという「サービスを提供する母体」を誰かが管理し、クライアントを利用する人々はそのサービスを享受する、というかたちになっているわけです。プリベイドカードにおいては「決済」がそのサービスにあたります。

こうしたしくみがとられている理由は、信頼性を保証すること、そしてその信頼性を利益に還元するためです。たとえばSuicaの場合、システムはJR東日本が中心となって管理しています。Suica対応のカードや携帯電話をかざすと、電車に乗ったり買い物をしたりできることから、「カードの中におカネが入っている」イメージをもっていますし、利用するうえではそれで大きな問題はないのですが、実際にはもっと複雑な話になります。

いくら使ったのか、が記録されています。電車の運賃の場合、駅の改札でSuicaをかざすと、駅への入退場情報が確認され、それを元に運賃が計算され、残高と照会したうえで、足りていれば入退場情報と新しい残高が記録されてゲートが開き、不足していればエラーが出てゲートがひらきません。レジで買い物をした場合にも、なにを買ったのかが記録され、残高との照合がおこなわれます。

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